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パチスロ初心者が信じがちな「取り返せる」「波が来る」の思い込みと私の失敗談

パチスロ初心者が信じがちな「取り返せる」「波が来る」の思い込みと私の失敗談

週末にちょっと打って、負けてもまあ楽しかったで済ませられる人。予算を最初に決めて、そこに達したらスッと帰れる人。そういう人はこの記事、読まなくていいかも。もう十分できてるから。

これは、私がパチスロを始めた1年目に「ネットで見たから」「なんかそう思ったから」で負け続けた話なんだよね。周りに聞ける人が一人もいなくて、掲示板とか動画のコメント欄をこっそり見て、そこに書いてあることを全部信じてた。結果、給料日前に生活費まで溶かした。あのとき冷蔵庫に納豆しか入ってなかったのは今でも覚えてる。

必勝法は書かない。というか、書けない。ただ「私はこう思い込んでて、こう負けた」という実体験だけ並べていく。今から始める人が、同じ穴に落ちないための記事だと思ってもらえたら嬉しいかも。

この記事でわかること - 初心者の私が本気で信じていた4つの思い込みと、その結果の収支 - 「取り返せる」「波が来る」が、私の記録上どうなっていたか - ネットの噂に振り回されて失敗した具体的な場面 - 思い込みから抜けるために私が変えた手順とチェックリスト

思い込み①「今日の負けは今日中に取り返せる」

思い込み①「今日の負けは今日中に取り返せる」

3,000円負けたあとの私の行動

初めて自分でホールに行った日、20スロで3,000円使ってボーナスが引けなかった。そのとき頭に浮かんだのが「ここでやめたら3,000円が丸損。あと少し打てば取り返せる」だった。

で、追加で5,000円。出た。ちょっと嬉しくて続けた。結局その日は帰りに財布を確認したら1万2,000円減ってた。最初の3,000円をなんとかしようとして、結果は4倍になってたんだよね。

記録を見返して気づいたこと

これ、後で収支メモを付け始めてから気づいたんだけど、私の場合「取り返そう」と思って追加投資した日は、1年目の記録上ほぼ全部マイナスで終わってた。逆にプラスで終わってる日は、最初から出てそのまま帰った日か、負けを受け入れて早めに帰った日だけ。

もちろん、追加したら出た、という日もゼロじゃない。ただそれは「取り返した」んじゃなくて、単に次の投資が当たっただけで、前の3,000円が戻ってきたわけじゃないと今は思う。台は私がいくら負けてるかなんて知らないし。この当たり前のことに気づくまで、半年くらいかかった。

思い込み②「ずっとハマってるから、そろそろ波が来る」

思い込み②「ずっとハマってるから、そろそろ波が来る」

800ゲーム越えを見て座った日

ある日、データカウンターで800ゲーム以上ハマってる台を見つけた。ネットで「大ハマり後は出やすい」みたいな書き込みを見た直後だったから、「これは波が来る直前だ」って本気で思って座った。

結果、私が追加で500ゲームくらい回して、投資は1万5,000円。当たったけど単発で、300枚くらいの出玉。収支はマイナス1万円ちょっとだった。

「波」って言葉の便利さと怖さ

その後もしばらく「波」を追いかけてた。ハマってる台に座り、少し出てる台を「上げ波だ」と思って座り、どっちにしても負けたら「まだ波が来てなかった」で片付ける。今考えると、負けた理由をあとから何でも説明できる言葉だったから、私には都合がよかったんだと思う。

1年目の私の記録では、ハマり台狙いで座った日の月合計は、毎月マイナスだった。一番ひどい月で20スロだけで約4万円のマイナス。当時の手取りを考えると、これは食費1か月分より多かった。

台の抽選がどういう仕組みかは、私が説明できることじゃない。ただ、少なくとも「私が座ったから波が来る」なんてことは私の記録上一度も証明されなかった、とだけ言える。

思い込み③「〇曜日は出る」「この店は朝から座れば勝てる」

噂を信じて有給まで取った話

これは今でもちょっと恥ずかしいんだけど、掲示板で「あの店は毎月〇日が熱い」みたいなことが書いてあって、私、その日に合わせて有給を取ったんだよね。朝から並んで、開店と同時に「ネットで良いって書いてあった機種」に座った。

結果は、昼過ぎまで打って2万円のマイナス。周りを見ても、出てる台もあったし、私みたいに黙って帰る人もいた。要するに普通の日だった。有給1日と2万円と、片道40分の電車代。あの日の帰り道は本当に虚しかった。

私が噂に振り回された理由

今思うと、噂を信じた理由は「自分で判断する材料がなかったから」。周りに経験者もいないし、何を見て台を選べばいいか分からない。だから誰かの言葉に頼りたかった。

でも、ネットの書き込みって、勝った人が書くことが多いよね。負けた人はわざわざ「今日〇店で負けました」って書かない。私も書かなかった。だから見えてる情報がそもそも偏ってた、というのが1年目の終わりにやっと分かったことだった。

思い込み④「勝ってる人と同じ機種・同じ動きをすれば勝てる」

動画の立ち回りをそのまま真似した結果

動画で見た人が「この機種で今月プラス」って言ってたから、同じ機種だけを打った月があった。しかもその人と同じくらいの投資額で。

結果、その月は月合計マイナス2万8,000円。同じ機種でも、私の打ってる店、私の座った台、私の予算、全部違う。それに、その人がその月に負けた日の動画はたぶん上がってない。「勝った月だけ見て、全部だと思ってた」って感じかも。

真似で得たものもあった

ただ、真似が全部無駄だったとは思ってない。その人が「予算をこう決めてる」「この数字は記録してる」と言っていた部分は、今の私の習慣になってる。真似するなら結果じゃなくて、その人の管理の仕方だったんだなと今は思う。

思い込みから抜けるために私が変えた手順

思い込みから抜けるために私が変えた手順

生活費まで溶かした月の翌月から、こんな順番で変えていった。全部一気にはできなかったから、1つずつだった。

  1. ホールに行く前に、その日に使える上限を決めて、その金額だけ財布に入れる。 私は最初、20スロで5,000円。カードとキャッシュカードは家に置いた。
  2. 上限に達したら、台がどんな状態でも席を立つ。 「あと1,000円だけ」を言い出したら、その時点で帰るルールにした。
  3. 帰りの電車の中で、日付・店・機種・投資・回収をメモに残す。 最初はスマホのメモ帳。良いとか悪いとか感想は書かず、数字だけ。
  4. 月末に月合計を出して、給料に対して何%使ったか見る。 私は手取りの5%を超えたら翌月の予算を減らすことにした。
  5. 20スロで予算内に収まらない月が続いたら、5スロや2スロに落とす。 ここで低貸しに出会って、今の私のメインになってる。

この手順にしてから、勝つようになったわけじゃない。ただ「負けた月でも家賃と食費が残ってる」状態にはなった。私にとってはそれで十分だった。

打つ前に確認しているチェックリスト

今も座る前に、頭の中でこれを確認してる。ひとつでも当てはまったら、その日は打たないか、予算を半分にしてる。

  • [ ] 「取り返したい」が今日の動機になっていないか
  • [ ] 「ハマってるから」「出てるから」だけで台を選んでいないか
  • [ ] ネットの書き込みが理由でこの店・この日を選んでいないか
  • [ ] 財布に入っているのは今日の上限額だけか
  • [ ] 今月の合計が、決めた予算の範囲内か
  • [ ] 帰りの電車代とコンビニのお金は別で確保してあるか

正直、全部クリアしてても普通に負ける日はある。先月も5スロで1日マイナス4,000円の日があった。でもその日は帰りにコンビニで普通にごはん買えたし、翌日ちゃんと生活できた。1年目の私との違いはそこだけかも。

まとめ

私が1年目に信じてたのは、「取り返せる」「波が来る」「〇日は出る」「勝ってる人の真似で勝てる」の4つだった。どれも、周りに聞ける人がいなくて、ネットの言葉を頼りにしてた結果なんだよね。

振り返って一番思うのは、これらの思い込みって全部「負けを認めなくていい理由」になってたこと。取り返せると思えば今の負けは一時的。波が来ると思えば負けは前フリ。噂を信じてれば負けは店のせい。真似して負けたら自分は関係ない。全部、私が自分の収支と向き合わなくて済むための言葉だった。

今も負ける。今月も現時点で5スロメインで約6,000円のマイナス。でも、生活費は残ってるし、記録は付いてるし、「なんで負けたか分からない」という状態ではなくなった。それだけで、パチスロが「怖いもの」から「週末の遊び」に戻ってくれた気がする。

もし今、「あと少しで取り返せる」と思いながらこの記事を読んでる人がいたら、今日だけは私の失敗談を思い出して、いったん席を立ってみてほしいかも。台は逃げないし、明日の生活費は戻ってこないから。

私がこれを言えるのは、生活費を溶かしたあの月があったからだと思う。あんまり格好いい話じゃないけど、これが私の正直なところなんだよね。

広瀬
広瀬

社会人になってから始めたパチスロ歴4年目で、最初の年に給料日前に生活費まで溶かした経験をきっかけに、予算を決めて記録を残すようになった

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